サンシュユ
サンシュユが美しく紅葉していました(11月23日に堺市の荒山公園で撮影)。 緑の葉の間に見えるたくさんの赤い実もなかなか美しいものですが、紅葉もなかなかのものです。
サンシュユはミズキ科の植物で、上の写真の花芽も葉の様子も、おなじミズキ科のハナミズキなどとよく似ています。
サンシュユは中国原産の落葉小高木で、韓国王朝や中国では女性の病(不妊,生理不順,冷え性など)の改善に良いとされてきており、現在の日本でも、果実の核をとって果肉をを乾燥させたものが生薬として販売されています。 でも、生薬としてよりも、ハルコガネバナ(春黄金花)の別名があるように、春の到来を知らせる華やかな花(下の写真)、そして秋の赤い実と紅葉と、鑑賞の対象としても十分楽しめる木です。
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コメント
こんばんわ~
真っ赤な実を見て、ハナミズキの実と同じやないのかな?と、思ったんですが、よくよく見るとこっちのはちょっと垂れてるんですよね、
「春黄金花」牧野さんが命名しはったんよ
と、牧野お宅の友人が言うてますけど。
おいしい木ですね、春と秋と二度楽しめるなんて・・・・
投稿: わんちゃん | 2007年11月30日 (金) 23時03分
ハルコガネバナという別名もありますが、アキサンゴという別名もあるんですよ。
投稿: そよかぜ | 2007年12月 2日 (日) 00時11分