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2007年11月 7日 (水)

コウヤボウキ

Kouyabouki071104_1

 コウヤボウキの名前は、和歌山県の高野山で、この細くしなやかな枝を集め、机上を掃くほうきを作るところから、ということです。 草のようですが、小低木です。 堺市南区鉢ヶ峯寺に残る林の中で撮りました(H19.11.4.)。
 コウヤボウキはキク科で、1つの頭花(=頭状花序)は10個程度の筒状花からなります。 舌状花はありません。 下の写真、まっすぐ突き出しているのは、オシベが密着したメシベです。 1つの筒状花について言えば、このオシベとメシベを、細く軽くカールした白い5枚の花弁が取り囲みます。 このような筒状花がたくさん集まっていますので、何がなんだか分からないように見えますが・・・ 赤いのはガクが変化した冠毛です。

Kouyabouki071104_2

※ コウヤボウキの花後の姿はこちらでどうぞ。

※ コウヤボウキと同属のナガバノコウヤボウキはこちらに載せています。

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木2 落葉樹」カテゴリの記事

コメント

こんばんわ~

ものすごう繊細ですね、初めて見ます。

ぷ~っと吹くと、スルスルッと伸びて、
吹くのをやめると、クルクルッと先っぽが丸くなって口元の方へ戻ってくる・・・そんなおもちゃ、子供のころに遊んだのをこの花を見て思い出しました。
たしか、笛が鳴った記憶が・・・・

投稿: わんちゃん | 2007年11月 7日 (水) 23時34分

私も同じオモチャのことを連想していました。名前が出てきそうで、出てこない・・・

投稿: そよかぜ | 2007年11月 8日 (木) 00時51分

こんばんは♪
繊細な枝に可愛い花
見たい花のひとつです
ピーと吹くと伸びて戻るあの笛
巻笛と言ってましたが大阪は何と呼ぶんでしょ

大阪の人はみんなトラキチだと思ってました
巨人ファンの人もいるんですね~

投稿: エフ | 2007年11月 8日 (木) 21時17分

巻き笛、何と言っていたのか、覚えがありません・・・
ちょっと調べてみたら、いろんな名前で呼ばれているようですが、「吹き戻し」がいちばん“正式名称”のようですね。

投稿: そよかぜ | 2007年11月 8日 (木) 23時08分

こんばんわ~

そのおもちゃの名前は「吹き戻し」ですか、
吹いて戻し・・・なるほど。

エフさんの「巻き笛」もぴったりですね。

00ちゃん!って後ろから呼んで、振り向いたとき、お顔すれすれに、ピュ~ッと吹いてぱっと戻す・・楽しかったなァ~~

投稿: わんちゃん | 2007年11月 8日 (木) 23時36分

時を越え、幼い頃のわんちゃんに復帰戻してくれるオモチャですか・・・

投稿: そよかぜ | 2007年11月 9日 (金) 23時58分

コウヤボウキの群生地がありました。blogの記事に、こちらをリンクお願いしました、事後報告で。

投稿: わんちゃん | 2021年10月 5日 (火) 17時51分

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