リンドウ
花屋さんで売られているリンドウは、リンドウとエゾリンドウを交配してつくられたものが多いようですが、花が多いので、自家受粉を防ぐしくみの観察には便利です。 このしくみは、基本的にはリンドウの仲間に広くあてはまります。
① 開いたばかりの花では、オシベが中央に集まって、くっつきあっています。 メシベはオシベに隠されて、見えていません。
② オシベは互いにくっついたまま、花粉を出します。 メシベは隠されたままです。 雄性期です。
③ 花粉を出し終えたオシベは離れます。 今まで隠されていたメシベが姿を見せますが、この先端がとんがった状態では、まだ受粉はできません。
④ 柱頭が2つに割れ、受粉可能な面が姿を現します。 雌性期です。
もう少し上から。 子房が少し発達してきているようにも思えます。
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コメント
おはよう~~
またまた、ほぉ~~~
ふんふんふん・・・・・なるほど×2
絵手紙ではこの時期リンドウがよくモチーフ
に選ばれますが、かくには難しいお花です。
青い色はどの顔彩を使ったのだったかなァ?
投稿: わんちゃん | 2007年11月14日 (水) 08時44分
畑地区でリンドウを見ました
自然の中で見つけると
美しさもひとしおです
投稿: tumumsai | 2007年11月14日 (水) 20時39分
こんばんは♪
リンドウ自分で撮った写真をよく見てみました
なるほど!
オシベが見えるのと子房が発達中が写ってました
これで実も見たくなりました
投稿: エフ | 2007年11月14日 (水) 22時30分
夕方の薄暗いところでフラッシュ無しで撮った写真ですので、ピントの合っている範囲が狭くなってしまいました。でも、かえって柔かさが出たかも。
tumumasiさん、場所を詳しく教えてください。
エフさん、切花のリンドウでは実は無理なので、後はよろしく。
投稿: そよかぜ | 2007年11月14日 (水) 23時34分