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2007年11月17日 (土)

ヒヨドリジョウゴ

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 ヒヨドリジョウゴが、種子の透けて見える赤い実をたくさんつけていました。
 この実には、ステロイド系アルカロイドが含まれていて、古くは皮膚病の薬として用いられたようですが、有毒です。 そのため鳥にも食べられないので、たくさんの美しい実を見ることができます。
 でも、もっと寒くなると、低温の影響でしょうか、この毒が消えるようです。 ヒヨドリジョウゴの名前は、花の様子が「じょうご」に似ていると言う説もありますが、果実にヒヨドリが群がって大騒ぎをしながら食べる様子を、酒飲みの上戸(ジョウゴ)に例えたという説もあります。

 ヒヨドリジョウゴの花は8~10月に咲きます(下の写真)。 上に書いた「じょうご」に似ているというのは、この花弁の反り返った様子からでしょう。

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 5本のオシベそれぞれに2つの葯があり、互いにくっつきあっています。 葯の先に穴が開き、花粉はそこから出ます(下の写真)。 ヒヨドリジョウゴの属するナス科には、このようなオシベをもった植物がたくさんあります。

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コメント

寒くなると毒が消えるというのは不思議ですねー。
またヒヨドリたちはどうやってそれを見分けているのでしょう?
私は夕べまんまと騙されて渋柿を口に入れてしまいました(笑)。

投稿: タロ | 2007年11月17日 (土) 10時31分

トロ~リと蜜をかけたような真っ赤な実。
美味しそうなのに、鳥さん達食べないの?
賢いのね、そして、毒が消えるのを知っているのね、はぁ~~賢いのね・・・・参った!

「これ、渋柿やから干し柿にするといいよ」とまん丸くて大きな柿をたくさんいただきました。
私は柿が大好き、「エッ!これホンマに渋柿?」と皮をむいてちょっとかじってみた、
やっぱり渋柿でした。
きれいに皮をむいて軒下に吊るしました。
木枯らしが甘くしてくれるんですよね?

投稿: わんちゃん | 2007年11月17日 (土) 21時11分

鳥はどうしておいしい実を見分けるのか、学習や仲間同士のコミュニケーションもあるのでしょうね。
以前サクランボの木を植えていたことがあって、サクランボの表面にヒヨドリの嘴ではさんだ跡だけがたくさん残っていました。咥えてみて柔かさを確かめていたのでしょうね。

私の家でも干し柿作成中です。渋柿が甘くなるのは、可溶性のタンニンが水分が少なくなることによって互いにくっつきあって不溶性になり、舌の味覚細胞と反応しなくなる(味覚細胞が反応するのは、水に溶けた分子)ためのようですね。
甘い糖質は渋い頃からあって、このことは干し柿を作るために皮をむいていると、ベチャベチャしてくることで実感できます。

投稿: そよかぜ | 2007年11月18日 (日) 10時15分

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