ウラナミシジミ
ウラナミシジミは大阪付近では年5~6回発生し、決まった越冬態も持ちません。 また、ウラナミシジミは移動性が高いチョウとしても知られています。 春から秋にかけて個体数を増やしながら、越冬できない地域にまで分布を広げていきます。
幼虫の食草は、さまざまなマメ科植物です。 近くに茂っているクズで発生したのでしょうか、昨日はコセンダングサにたくさんのウラナミシジミが来ていました。
ウラナミシジミの名前は翅の裏の模様(上の写真)から来ていますが、翅を開いたときに見える表は光沢のある美しい青です(下の写真)。 でも、光沢を写真で表すのはほんとうに難しいですね。
※ 上の写真のコセンダングサでは、ほんの少し白い舌状花が見えています。 昨日のコセンダングサの記事で、コシロノセンダングサはコセンダングサの変種だと書きましたが、コセンダングサとコシロノセンダングサは、このように連続します。
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コメント
こんばんわ~
偶然ですか?
エフさんとこからこちらに来た途端、
ウラナミシジミが飛び込んできました・・・
あっぁ~~ビックリクリクリ
光沢のある青、ホントむずかしそう
お花の陰に居てくれたら・・・・
投稿: わんちゃん | 2007年10月14日 (日) 22時32分
追伸
後ろの翅の黒丸模様の突き出たモンが
おや?後ろにも触覚があるのかと、錯覚。
投稿: わんちゃん | 2007年10月14日 (日) 22時37分
羽のところに突起があるものは ・・ツバメ
といいますが ウラナミシジミは例外なんでしょうか
投稿: tumumasi | 2007年10月15日 (月) 20時42分
こんばんは♪
ウラナミシジミ気が合ってしまいましたね~
次回も超能力で合わせてみましょう
大阪から長崎にエスパー波を送ってみてください
めっきり寒くなってトンボやチョウがどこかへ
行ってしまいました
そよかぜさんがふわふわした種子を集めた
目的は何でしょう
種マニア?!
投稿: エフ | 2007年10月15日 (月) 22時02分
わんちゃんへ
エフさんと重なったのは、それだけウラナミシジミが目につくようになったということでしょうね。
後翅の黒斑は眼に、尾状突起は触角に擬態していると言われています。実際、野外ではこの部分をつつかれたと思われるチョウによく出会います。
tumumasiさんへ
「○○ツバメ」ではない尾状突起を持ったシジミチョウは、たくさんいます。このブログでも、5月31日にアカシジミを、6月17日にトラフシジミを紹介しています。
どの尾状突起も先端が白く目立っています。
エフさんへ
一時種子を標本として集めたことがありました。風に乗って運ばれる種子は、何か夢がありますよね。
投稿: そよかぜ | 2007年10月16日 (火) 00時12分