« チャドクガ | トップページ | オオハナアブ »

2007年10月17日 (水)

トビイロウンカ

Himetobiunka071013_1

 稲刈りの終わった後の田んぼのイネのひこばえに、たくさんのトビイロウンカがいました。
 トビイロウンカは越冬できず、毎年中国方面から風に乗って飛来し、3世代まで世代交代しながら次第に個体数を増やし、セジロウンカが夏ウンカと呼ばれているのに対し、秋ウンカと呼ばれています。
 トビイロウンカの成虫には長翅型と短翅型があり、上の写真(写真のクリックで拡大できます)は、長翅型の幼虫から成虫まで混じっている状態です。 短翅型は第2世代までに多く見られます。

Himetobiunka071013_2

 この記事は最初ヒメトビウンカとしていましたが、コメントをいただき、タイトルと内容を書き換えました。 しかしまだ、両者を識別するポイントが、よく分かりません・・・

|

« チャドクガ | トップページ | オオハナアブ »

昆虫03 カメムシ・セミ」カテゴリの記事

コメント

一枚目で卒倒しそうになって、
二枚目で胴体が透けて見えるのが
「きれいやなぁ~」と眺めて・・・

田んぼの周りを散歩してるような環境に居ながら、こんなに、うじゃうじゃムシちゃん居てたの気がつかなかったデス~~

ヒメというなら、ちっちゃいのでしょうね。

投稿: わんちゃん | 2007年10月17日 (水) 23時49分

農薬を使うようになって「雲霞のごとく」という光景は見ることができなくなりました。ここはほとんど農薬を使わない場所だったので、このような状態になったわけです。
体長は4mm程度です。

投稿: そよかぜ | 2007年10月18日 (木) 00時26分

こんばんは♪
うわ・・・
クリックして拡大したくないナ~
ウンカはセミのミニミニ版ですか
この時期稲刈りの終わってない稲に虫が
集中するって本当のことのようですね
4mmも集まると存在感があります

投稿: エフ | 2007年10月19日 (金) 21時21分

昔、秋に大発生して飢饉をもたらしたのは、これとよく似た「トビイロウンカ」の場合が多かったようですね。

投稿: そよかぜ | 2007年10月20日 (土) 00時10分

写真はトビイロウンカのようですが,ものすごい密度ですね!

投稿: 新しい方の油屋 | 2013年7月23日 (火) 12時14分

新しい方の油屋さんということは、古い油屋さんもおられるということですか?
すみません、新しい方の油屋さん、トビイロウンカとヒメトビウンカとの見分け方を教えてください。

投稿: そよかぜ | 2013年7月24日 (水) 00時01分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: トビイロウンカ:

« チャドクガ | トップページ | オオハナアブ »