トビイロウンカ
稲刈りの終わった後の田んぼのイネのひこばえに、たくさんのトビイロウンカがいました。
トビイロウンカは越冬できず、毎年中国方面から風に乗って飛来し、3世代まで世代交代しながら次第に個体数を増やし、セジロウンカが夏ウンカと呼ばれているのに対し、秋ウンカと呼ばれています。
トビイロウンカの成虫には長翅型と短翅型があり、上の写真(写真のクリックで拡大できます)は、長翅型の幼虫から成虫まで混じっている状態です。 短翅型は第2世代までに多く見られます。
この記事は最初ヒメトビウンカとしていましたが、コメントをいただき、タイトルと内容を書き換えました。 しかしまだ、両者を識別するポイントが、よく分かりません・・・
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コメント
一枚目で卒倒しそうになって、
二枚目で胴体が透けて見えるのが
「きれいやなぁ~」と眺めて・・・
田んぼの周りを散歩してるような環境に居ながら、こんなに、うじゃうじゃムシちゃん居てたの気がつかなかったデス~~
ヒメというなら、ちっちゃいのでしょうね。
投稿: わんちゃん | 2007年10月17日 (水) 23時49分
農薬を使うようになって「雲霞のごとく」という光景は見ることができなくなりました。ここはほとんど農薬を使わない場所だったので、このような状態になったわけです。
体長は4mm程度です。
投稿: そよかぜ | 2007年10月18日 (木) 00時26分
こんばんは♪
うわ・・・
クリックして拡大したくないナ~
ウンカはセミのミニミニ版ですか
この時期稲刈りの終わってない稲に虫が
集中するって本当のことのようですね
4mmも集まると存在感があります
投稿: エフ | 2007年10月19日 (金) 21時21分
昔、秋に大発生して飢饉をもたらしたのは、これとよく似た「トビイロウンカ」の場合が多かったようですね。
投稿: そよかぜ | 2007年10月20日 (土) 00時10分
写真はトビイロウンカのようですが,ものすごい密度ですね!
投稿: 新しい方の油屋 | 2013年7月23日 (火) 12時14分
新しい方の油屋さんということは、古い油屋さんもおられるということですか?
すみません、新しい方の油屋さん、トビイロウンカとヒメトビウンカとの見分け方を教えてください。
投稿: そよかぜ | 2013年7月24日 (水) 00時01分