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2007年9月 7日 (金)

キオビツチバチ

Kiobitutibachi070901

 キオビツチバチのメスがいました。 地中にいるコガネムシの幼虫を探知し、土を掘り、その幼虫に針を刺して麻痺させ、卵を産みつけるという寄生蜂です。
 キオビツチバチの学名は Scolia oculata 。 oculus は「目を持った」という意味ですが、下の写真のように、腹部の黄色の模様は、たしかに目玉模様です。
 では、キオビ(=黄帯)は?
 じつはオスではこの目玉模様が真ん中でつながって帯状になる傾向があります。 オスは触角が長く、前翅長の3分の2くらいもあるのも、メスとの違いです。 またいい写真が撮れたら、オスも紹介したいと思います。

Kiobitutibachi070901_2

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昆虫07 ハチ」カテゴリの記事

コメント

おはようございます♪
これはハエか?ハチか?アブか?
なんて呑気なことを考えてたら
寄生されてしまいますね~
お尻から見るとユーモラスな顔なんですけど
侮れません
オスの目ん玉つながりって天才バカボンの
おまわりさんの目みたいなんでしょうか

リンクの件、親切に教えていただいて
感涙してます 
そよかぜさんの貴重な時間が勿体ないので
粋なリンクの方法はちまちま勉強します
どこがわからないのかわかってない..かも


投稿: エフ | 2007年9月 8日 (土) 08時16分

写真を90度左回転させて載せようかとも思ったのですが、それはちょっとやりすぎかと思い、自重しました。
首を右に傾けて見てください。

投稿: そよかぜ | 2007年9月 8日 (土) 20時43分

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