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2007年9月24日 (月)

白と黒(ケチヂミザサ、シマスズメノヒエ)

 いろんなイネ科植物の花が、次々と咲き出しました。 風媒花の花は小さく、見落としがちですが、拡大してみると美しいものもたくさんあります。
 今日はその中から、チヂミザサとシマスズメノヒエを紹介します。 メシベの2つに分かれた柱頭や3本のオシベなど、花のつくりはよく似ていますが、色が全く違います。

【ケチヂミザサ】

Chijimizasa070923_1

 名前は、葉が笹の葉を縮めて波を打たせたようにみえ、葉や花軸に毛の多いところから。
 この植物の種子散布の方法は変わっています。 種子が完成すると、頴のノギの表面の細胞が溶けて粘液となり、動物の体などにくっついて種子を運んでもらいます(写真はこちら)。 「ひっつきむし」のひっつきかたもいろいろです。

Chijimizasa070923_2

 

【シマスズメノヒエ】

Simasuzumenohie070916

 南アメリカ原産の多年草で、乳牛用の牧草に適し、ダリス・グラスと呼ばれています。 第二次世界大戦後に急に増え、雑草化しています。  柱頭も葯も黒紫色ですが、在来のスズメノヒエの葯は黄色です。

Simasuzumenohie070924

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コメント

お花も増やすためにはそれぞれ努力してるんだ・・・・・

【シマスズメノヒエ】はウチの近所でも見れてます。
思わぬところで名前が解かってうれしいです。

縞雀のヒエ、島雀のヒエ、志摩雀のヒエ

投稿: わんちゃん | 2007年9月24日 (月) 22時46分

1915年に小笠原で採集されたところから、「島雀のヒエ」です。日本で「島」といえば、東京都の島!?

投稿: そよかぜ | 2007年9月24日 (月) 23時04分

遠くの方で心配げに、サクラちゃんの姿が・

投稿: わんちゃん | 2007年9月24日 (月) 23時31分

こんにちは♪
ケチヂミザサが服にくっつくとムカっときます
刺でくっつくのはムッときます

風媒花、新たな目で見るとほんといっぱいありますね
飛んでる乾燥した花粉・・・
どうやら空気の中にはいろんなものが
混じってるんですね
んん~花粉症なのに気づくのが遅すぎだ

投稿: エフ | 2007年9月25日 (火) 14時52分

わんちゃんへ
サクラの名前をよく思い出していただきました。サクラに代わってお礼申し上げます。
以前にサクラを登場させたのは、ずっと前になりますね。いつの時だったのかな?
この写真では、画面構成上、どうしてもサクラが必要でした。イネ科植物は細いので、後がゴチャゴチャしていると分かりにくくなりますし、何も無いとガラーンとしてしまいますので・・・

エフさんへ
ひっつき虫のひっつきかたもいろいろで、なかなかおもしろいものですよ。
この秋はムカッときたりムッとしないでひっつき虫と楽しく付き合えるよう、エフさんにおもしろいテーマをプレゼントします。
ひっつき虫はくっつくだけでは種子散布にはなりません。運ばれた後、離れて地面に落ちなければ意味がありません。そのために、何か工夫をしているのでしょうか?
難しすぎてイライラが加わったらゴメンナサイ。

投稿: そよかぜ | 2007年9月26日 (水) 00時17分

エフさんから、ひっつき虫についてのコメントをいただきました。

> そよかぜさんの提案でひっつき虫のその後を調べてみました。
> 調べるといってもインターネットですが。。
> 動物付着散布の方法はいろいろ載ってるんですが
> その後どうやって離れるかは探せませんでした

インターネットで簡単に答が得られるようなら、聞かないですって。

> そよかぜさんのコメントを読むと、種が自分の意思で
> 離れるシステムがあると言ってるような。

つまり時間が経つと離れやすくなるのか、特に変化は無いのか、ですね。

> エフが考えたのは(中略)くっついた種は乾燥してそのまま落ちる

一定の時間が経って乾燥すると、落ちやすくなる?
本当にそんなことが起こるのか、また起こるとすればどんな種類のひっつき虫でおこるのか、ぜひもう少し詳しく調べてみてください。

> もうひとつは体が痒くなって(中略)背中を土や物にこすり付けて
> 掻くと、その時にはずれる

これはあるでしょうね。ただし「痒くなって」よりは「違和感があって」でしょうか。


投稿: そよかぜ | 2007年9月27日 (木) 01時00分

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