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2007年8月18日 (土)

クサギの花

Kusagi070817_1

 クサギの花が咲いていました。 これから9月まで咲き続ける事でしょう。
 アキノタムラソウヤブガラシと、雄性先熟の植物を紹介してきましたが、このクサギの花も、雄性先熟です。
 上の写真、前方に伸びているのはオシベ。 メシベは下に曲がっていて、いかにも受粉を避けているようです。
 下の写真、花弁の様子を注意深く見ていただくと、上の写真よりも古い花だというのがわかります。 花が2つ並んでいますが、手前の方がより古い花です。 今度はオシベがメシベのジャマにならないようにとばかり、曲がってしまって、前に突き出しているのはメシベです。 メシベの先端をよく見ていただくと、手前の花のメシベの先が上下に分かれています。 これでやっと受粉できるようになったわけです。

Kusagi070817_2

 

※1 オシベとメシベのこのような変化は、同じ属のヒギリなどでも見ることができます。

※2 クサギの果実については、こちらで記事にしています。

◎ どちらでしょう? (正解はこちら
 下の2枚の写真の蝶は、同種(つまり少し様子が違うのは個体差)でしょうか、別の種類でしょうか。
 (ヒント)今回は、以前紹介したアブがハチに似ることで身を守るなどの擬態などは、関係しません。

Butterfly1 Butterfly2

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木2 落葉樹」カテゴリの記事

コメント

クサぎの花も何気に咲いてて、
そよかぜさんに会うと、こうもあばかれるとは思ってもみなかったことでしょう。

でも、種を絶やさないように、クサギなりによう工夫してるなぁと思います。

二枚の写真のチョウはズバリ!同種です。
だと、思います、同種かな??

模様が同じように思います。
雄と雌の違いかな?時期が違うのかな?
う~~ん・・・・・

投稿: わんちゃん | 2007年8月19日 (日) 15時36分

左 イチモンジチョウ タテハチョウ科
右 ダイミョウセセリ セセリチョウ科

始めの頃 見かけたときには 識別が付かなかったです

投稿: tumumasi | 2007年8月19日 (日) 16時36分

こんばんは。
またまた勉強させていただきました。クサギは葉のニオイばかりを話題にしていましたが、受粉の仕組みは奥が深いですね。有り難うございました。

投稿: 多摩NTの住人 | 2007年8月19日 (日) 19時34分

わんちゃん、tumumasiさん、今日の記事で。
多摩NTの住人さん、コマツナギの記事はご覧いただきましたでしょうか? これは有名なしくみなのでご存知かな?

投稿: そよかぜ | 2007年8月19日 (日) 22時20分

 私もクサギを写した写真があります。何故,雄しべや雌しべが曲がっているのか分かりませんでした。もっと元気よく伸びていてくれれば奇麗な写真になったのにとクサギについて理解ができていませんでした。
 この記事を拝見して納得致しました。
 クサギの実を初めて見たときは赤と青の色鮮やかさに暫し見とれていました。
 有難うございます。

投稿: itotonbosan | 2013年5月17日 (金) 11時24分

クサギの花は、メシベもオシベも細くしなやかなゆえに、風や虫に動かされて自家受粉してしまわないように、こんなしくみを発達させたのかもしれませんね。

投稿: そよかぜ | 2013年5月17日 (金) 23時31分

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