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2007年7月24日 (火)

雨の中のヒメクロオトシブミ

Himekurootosibumi070721

 今日、近畿地方の梅雨が明けました。 平年より5日遅れということです。
 梅雨が明けると、梅雨のころが懐かしい(ウソ!) 梅雨の期間に撮ってまだ紹介していない写真がたくさんあるだけのことですが、そのいくつかを紹介します。

 まずはヒメクロオトシブミ。 他の昆虫が葉の陰などで雨宿りするなか、雨に濡れながら、モチツツジの葉を食べていました。 背中には雨粒がいっぱい。
 近くに3頭いました。 4月28日に紹介した揺籃から生まれた子供たちでしょう。
 7月21日の撮影です。

(以下、7月25日の加筆です。)
 大事なことを忘れていました。 写真を撮りながら思っていたこと・・・
 他の昆虫が雨宿りしているなかで、なぜヒメクロオトシブミは雨に濡れながらモチツツジを食べていたのか・・・
 モチツツジは粘液を出しています。 粘液を出すのは、葉を食害から守るためでしょう。 逆に言えば、それほど粘液を出さないと葉を食べられてしまうほど、葉には葉を守る物質もなく、おいしい葉なのではないか。 それならば、雨で粘液が流される、またはサラサラになる、その時が葉を食べる狙い時ではないか?
 この考えは、今のところは何の根拠もない考えです。 雨でモチツツジのネバネバ度はほんとうに減少するのか? まずネバネバ度をどのように測定するのか? 晴れた日なら、ヒメクロオトシブミはモチツツジのネバネバに捕らえられてしまうのか? いろいろ面白いテーマが浮かんできます。

※ 続きはこちら

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コメント

雨粒から想像するに・・・
体長2cmぐらい?
い~や、もっと小さいかな?

雨にぬれながらも一生懸命、食事中
「食べたい時に食べるわさ・・・」みたいな

投稿: わんちゃん | 2007年7月25日 (水) 16時48分

体長は5mmほどです。
オトシブミの仲間では、大阪付近ではいちばん普通にいると思いますが、小型です。
雨の中の食事の意味は、記事に加筆しておきました。このことを書きたくて写真を撮ったのに、記事を書いているうちに頭の中から飛んでしまっていました。

投稿: そよかぜ | 2007年7月25日 (水) 22時14分

あぁ~~そうですか~~

ならば、雨でネバネバが流れるのを狙ってのことじゃないでしょうか?

この時期、晴れ晴れの時ならモチツツジのネバネバがモチツツジにへばりついてヒメクロオトシブミにしてはちょっと苦労を強いられると推測しますが。

投稿: わんちゃん | 2007年7月26日 (木) 16時37分

こんばんは♪
オトシブミの食事風景も
見る人が見ると意味があるんですね
エフだと 落とし文~ 揺籃~
なんかロマンチック。。てな感じです

記事を書いてるうちにかんじんな事を
忘れる・・・よくあります
そよかぜさんとエフでは
内容に大きな違いがありますけど
ちょっと親近感♪

ナガニジゴミムシダマシの目
怖~~
なんか突き出してませんか?

投稿: エフ | 2007年7月26日 (木) 21時47分

オトシブミとモチツツジの葉の件は、何の根拠もない考えですし、書いたものの、だんだん気になってきました。土曜か日曜にもう一度行ってみます。何かが分かるかもしれません。

投稿: そよかぜ | 2007年7月27日 (金) 00時24分

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