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2007年6月10日 (日)

オジロアシナガゾウムシ

Ojiroasinagazoumusi

 クズの葉の上にいるオジロアシナガゾウムシを見つけました(6月9日、堺市南区釜室)。 体長は1cm足らずの、ゾウムシ界のパンダです。 とは言っても、体自体は黒色で、白く見える部分は鱗毛が生えています。
 普段はあまり動かず、鳥の糞に擬態していると考えられます。 危険を感じると、足を縮めて擬死を行い、葉から落ちてしまいます。 ですから、硬い体にも自信があるのでしょうか、普段は飛ぶことはあまりしません。 しかし、飛んで移動することはできます(家に連れ帰って遊んでいると、飛んで逃げられました)。
 オジロアシナガゾウムシは成虫で越冬し、卵はクズの茎に産みます。

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昆虫08 甲虫」カテゴリの記事

コメント

散歩道にクズが自生してます。
9月頃に花が咲きますね、
触るとハラハラハラと落ちてしまいます。
バニラの良いかおりがしますね。

クズの葉っぱもそろそろ出かかってますが、
こんな虫ちゃん居てたかなぁ・・・

若いクズの蔓の先っぽは押し花のレイアウトによく使いました。

投稿: わんちゃん | 2007年6月10日 (日) 23時16分

9日10日に見たクズの葉で一番多かったのは、今日(11日)紹介するホシハラビロヘリカメムシでした。
でもこれだってそんなにあっちにも、こっちにもという数ではありません。そんなにたくさんいたら、クズはすぐに全滅するでしょうし、その前にその昆虫をねらう他の昆虫や鳥などが集まるでしょうね。
でも、葉をかき分けてこれを探そうとすると、まず見つからないでしょうね。見つかる前に、擬死で全部地面に落ちてしまうでしょうから・・・

投稿: そよかぜ | 2007年6月11日 (月) 22時45分

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