キノコの水滴とオオモンキゴミムシダマシ
若いサルノコシカケの仲間と思われるキノコに水滴がいっぱいついているのを、「堺自然ふれあいの森」で6月17日にみつけました。 2日前の朝に雨が上がってその後ずっと晴れていましたから、雨の雫ではありません。 この水滴はキノコの内側から出てきた水によるものと思います。
このような現象は、今まで何度か、いずれもサルノコシカケの仲間の若いキノコと思われるもので観察しています。 種子植物の水孔と同じようなしくみがあるのでしょうか? キノコの上側からも下面からも出ているようです。
ところで、上の写真2枚とも、写真の下側に昆虫が写っています。 オオモンキゴミムシダマシで、このキノコを食べにきたのだと思います。 下に拡大した写真を載せておきます。
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コメント
雑草にも名前があるように
見知らぬムシちゃん達にもちゃんと名前があるんですね・・・
よくご存知なんですね、スゴイ・・・・
そして、このキノコの水滴、きれいですね。
でも、じぃ~っと見てると鳥肌がたってきそう
投稿: わんちゃん 質問コーナー | 2007年6月20日 (水) 14時36分
それがキノコの魅力かも・・・
投稿: そよかぜ | 2007年6月21日 (木) 00時09分