イチリンソウ
ニリンソウほど大きな群落はありませんが、5月4日の金剛山にはイチリンソウも咲いていました。
イチリンソウとニリンソウは同じ Anemone属の仲間ですが、違う種類です。 一輪しか花をつけていないニリンソウとイチリンソウを同じにしてはいけません。 ただし、花弁に見えるのはガクであること、裏から見るとほんのりピンクがかっていることなどはよく似ています。
花の径はニリンソウの倍ほどの4cmくらいあります。 ガクの枚数は5~6枚が普通ですが、もっと多いものもあります。 葉も裂け方が細かく、先がとがっている感じです。 昨日のニリンソウの写真と比較してみてください。
ちなみに、本州中部以北には、サンリンソウもあるんですよ。
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コメント
オォ~~
なるほど×2言われてみれば・・・・
花びら(私には花びらに見える??)の枚数がたしかに違い、葉っぱの刻み具合もちゃいますなぁ
恥じらいのようなピンクは一緒なんですね。
あまり探して欲しくないように見受けられますが・・・・・
このような花がシンドイ思いをしてたどり着いた先に見れるとウレシイですよね・・・・
でもでもそよ風さんにしてみれば「あの花に会える」と思えばシンドさなんぞぶっ飛んでるんでしょうね。
投稿: わんちゃん | 2007年5月 6日 (日) 11時48分
最近の私の山歩きは、虫を探し、花を愛で、あっちキョロキョロこっちキョロキョロで、まったく疲れるようなスピードでは歩いていません。たぶん人の倍では済まない時間をかけていると思います。
投稿: そよかぜ | 2007年5月 6日 (日) 17時34分