ヒメクロオトシブミの揺籃づくり(Chap. 2)
4月23日にも紹介したヒメクロオトシブミですが、彼らをたくさん見ることのできる季節になりました。 “落とし文”=子供の“ゆりかご”(揺籃)づくりも盛んです(“落とし文”については、私のこちらのホームページをご覧ください)。
交尾中の個体を見つけました。
交尾の場所は、揺籃を作りかけた葉の上。 下の写真の、切れ込みを入れられて垂れ下がった葉の下方に彼らが写っています。
ここに至るまでの経過はこちらをどうぞ。 この後、メスが揺籃作りを再開するようです。
Keyaki さんのブログでは、メスが葉を巻いている途中の様子が載せられていますが、オスはその様子を眺めています。
こちらは揺籃がほぼ完成。 最後の仕上げの最中です。 熱心な様子が、写真からも伝わってきます。
※ 写真は全て4月28日に、堺市泉北ニュータウンの槇塚公園で撮ったものです。
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コメント
いつもながらのすばらしい写真ですね。
小さな虫にピントがばっちり!
でも、この3枚目、特にすばらしい!
作業中の写真はなかなか撮れないですよね。
ほんとうに虫の心が伝わってきますね。
投稿: どんぐり | 2007年4月30日 (月) 07時58分
どんぐりさん、ありがとうございます。
葉を巻いているところも撮りたいんですけどね・・・
葉を切っているところも、撮ろうとしたら逃げられちゃいました。
投稿: そよかぜ | 2007年4月30日 (月) 09時36分
ムシちゃんにはムシちゃんなりの法則があるんですよ、きっと・・・・
そよかぜさんには計り知れない何かがきっと・・・・
投稿: わんちゃん | 2008年1月17日 (木) 17時17分
それを解き明かす推理小説を読むに似た楽しみもあるんですよね。
投稿: そよかぜ | 2008年1月17日 (木) 23時46分