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2007年4月18日 (水)

ヒメハギ

Himehagi1
 泉北ニュータウン茶山公園の日当たりのいい斜面に、ヒメハギが咲いていました。
 ヒメハギは、ヒメハギ科に属し、花は1cmほどの小さな花ですが、なかなか面白いつくりをしています。 5枚のガクのうち、左右の2枚が大きくて、花弁のように目立ちます。 花弁は原則的には5枚ですが、上の2枚は退化し、下の3枚の花弁は、根元でくっついて筒状になっていて、最下の1枚の先は細かく裂けて房のようになっています。 この中にあるオシベ8本も、根元でくっついて筒状になっています。
 こんな花のつくりが受粉にどのように役立っているのか、どのような虫が花粉を媒介するのか、興味のあるところです。

Himehagi3   花の正面から H19.4.15.撮影

Himehagi2
  若い花の横から 房状の花弁はまだ広がっていない

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コメント

あら、可愛いお花が・・・
で終わらないで、どんなムシちゃんがどのようにして花粉を・・・・
とまで、広がっていくんですね。

投稿: わんちゃん | 2008年1月17日 (木) 16時43分

自生の花は虫や鳥のために咲いているんですからね。

投稿: そよかぜ | 2008年1月17日 (木) 23時21分

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