ナガミヒナゲシ
ナガミヒナゲシのメシベ・オシベを撮ってみました。 円筒形の子房の上に円盤状の覆いがあり、その上を放射状に柱頭がのびています。
ナガミヒナゲシは、地中海沿岸から中欧にかけての原産の帰化植物で、和名は1961年に東京の世田谷に帰化していたものにつけられています。
今は野鳥中心の月刊誌になっている「Birder」の前身で、「日本の生物」という雑誌がありました。 1987年4月号が創刊ですが、その1989年8月号の「読者のフォトコーナー」に、私の投稿したナガミヒナゲシが取り上げられています。
私が投稿したときには、大阪府でも増えて、あちこちで見られるようになってきた時期でした。 その時の写真につける文には、「うなだれたつぼみ、情熱的な花、そして背伸びした実と、なかなか楽しい植物である」と書いています。 投稿というものを私が最初に行った写真で、思い出に残っている植物です。
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コメント
ほ~~
そよかぜさん、お花への歴史は長いのですね。
昨日や今日の駆け出しモンには大先生に見えます。
ウチの近所ででも、よく見かけます。
長い間、咲いていて、しまいには、朱色がはげたようになっています。
たしかに実は長いです。
名前が解かってうれしい!
投稿: わんちゃん | 2007年12月29日 (土) 16時32分
最近はあちこちでたくさん見られますね。ちょっと美しいので、抜き取られずに残されるケースも多いようです。
投稿: そよかぜ | 2007年12月29日 (土) 17時52分