オオバヤシャブシの花
オオバヤシャブシは根に根粒菌を持っていて、やせ地でも育つので、緑化樹としてあちこちに植えられました。
今の時期、泉北ニュータウンニュータウンでもオオバヤシャブシの花が満開です。 オオバヤシャブシは風媒花ですので、昆虫を呼ぶための美しい花は咲かせませんが、雄花序は大量の花粉を撒き散らし、花粉病の原因になっています。 私もこの写真を撮って、鼻がこそばゆくなりました。
雄花序に比較すると雌花序は少数ですので目立ちませんが、注意してみると、赤紫色のメシベの色はなかなかステキです。 下の写真には3つの雌花序が写っています。
下の写真は、雌花序の一部を拡大したものです。 緑色の部分は苞(ほう)で、1枚の苞の内側には2枚の小苞があり、それぞれの小苞の内側には、先が二股に分かれた1本のメシベがあります。
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コメント
希少価値の雌花のお仕事、助けるために
たくさんの雄花が張り切るんやね。
なるほど、エンジ色がきれい!!
投稿: わんちゃん | 2007年12月29日 (土) 15時07分
1枚目の写真で雌花序が分かりますか?
投稿: そよかぜ | 2007年12月29日 (土) 17時16分
え~~っと えっとえっと???
ブラシのように太いのじゃなくてぇ
ちょっと小さめの~~
どっちかというと緑色??のかな?
投稿: わんちゃん | 2007年12月29日 (土) 21時36分
正解! はっきり写っているのが3つあります。
投稿: そよかぜ | 2007年12月29日 (土) 23時53分