ツクシ(土筆)
自宅のすぐ近くでツクシを見つけました。
まだ胞子を飛ばしていないものから、既に胞子を飛ばし終えたものまで、いろんな状態のものがありました。
上のツクシは、既に胞子を飛ばし終えています。胞子の入っていた白い胞子嚢がよく目立ちます。 これを輪切りにして、裏返して撮ったのが、下の写真です。 胞子嚢の中は、もうカラッポ。
ツクシの胞子を、大きさが分かるように10円硬貨にふりかけて、撮ってみました。
緑色の胞子に、弾糸と呼ばれる細い糸状のものがついています。 この弾糸は乾燥すると広がり、風に乗って胞子が遠くまで飛ぶことを助けます。 そして湿ると、緑色の胞子に巻きつきます(動画はこちら)。 たくさんの胞子が絡まったものに息をかけると、モコモコっと変化するのが肉眼でも分かります。
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コメント
毎年、春になると「はるぅ~~」を味わおうと、いっぺんは土筆摘みにいそしみます。
はかまを取って、水に浸してアク取りして
湯がいて、卵とじとかキンピラとか・・・
あんまりおいしいものではないのに、なぜかいっぺんは食してます。
あのほろ苦味が春なんですよね。
投稿: わんちゃん | 2007年12月29日 (土) 15時16分
味を味わうより季節を味わうんですね。
投稿: そよかぜ | 2007年12月29日 (土) 17時18分