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2007年1月31日 (水)

キダチアロエの花

 通勤途上の軒先に咲いていたキダチアロエ( Aloe arborescens )の花です。 日本では冬に花を見ることができますが、キダチアロエの原産地は南アフリカ。 南半球では日本の夏(=南半球の冬)に花を咲かせるようです(詳しくは下のコメントをご覧ください)。
 原産地では最大で地表高4m前後にまで育つようですが、日本では茎がなかなか丈夫に育たず、大きくなると茎が折れてしまうようです。
 花は簡単に咲きますが、結実には乾燥した環境が必要だそうで、国内ではほとんど結実しないようです。

Aroe070131

 白浜など、キダチアロエの群生地ではメジロが吸蜜に訪れているようです。 赤い色は鳥好み。 蜜も多く、鳥媒花なのでしょうね。 原産地の南アフリカではタイヨウチョウなどが吸蜜に訪れているのでしょう。
 ツボミは上を向いていますが、花は斜め下向きに咲きますので、蜜は花筒の入口にまで流れてきます。 これで鳥を誘っているのでしょう。 花は受粉が終わると再び上向きになり、花柄に密着して種子生産に移行します。
※ この記事は'08年1月13日に加筆訂正しています。 わんちゃんのブログには白浜のキダチアロエの群生の様子が載っています。

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2007年1月29日 (月)

春を呼ぶウメの花

 1月下旬にしては温かい日が続いています。
 昨日の散歩で、泉北ニュータウンの近くにあるフォレストガーデンでは、もうウメの花が咲いていました。
 春はすぐ近くまで来ているようです。

Koubai

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2007年1月28日 (日)

ジョウビタキ

Joubitaki2

 犬と一緒に泉北ニュータウンの中を2時間ばかり散歩してきました。その時に出会えた鳥は、ツグミ、シロハラ、ヒヨドリ、メジロ、コゲラ、ジョウビタキ、ハシボソガラス、スズメなど。
 今日はその中で、ジョウビタキを紹介しましょう。民家の庭のウメモドキの実を食べていました(右の写真)。
 このジョウビタキは、頭が銀灰白色で、オス。メスは全体が褐色っぽい感じです。
Joubitaki3_1  翼にはよく目立つ白斑があり、モンツキ(=紋付)とも呼ばれています。時々尾を振って、ピョコッと頭を下げる動作は、なかなかかわいいものです。
 ジョウビタキは決まったコースを巡回します。私もこの冬に、同じ場所でこのジョウビタキを何度か見ています。
 冬鳥として日本に渡ってきてからかなりの日数が過ぎて、人に慣れてきたのでしょうか、かなり近くまで近づくことができました。

Joubitaki1_1 ※ この3枚の写真は、全て今日撮った写真で、同じ個体です。3枚とも、写真をクリックしていただくと、拡大して見ていただけます。 

 ところで、一週間前(1月21日)に紹介したハマヒサカキには、メジロが30羽ほど集まっていました。「メジロさんの大食堂」といったところでしょうか。

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2007年1月27日 (土)

庭にもメジロ

Mejiro_niwa 我が家の庭に二羽のメジロがやってきて、行ったり来たり。撮影をすることもできました (^_^)v
 ミカンなどを置いてやると、毎日のように来てくれるのでしょうね。
 人の気配を察してか、鳴き声は聞くことができませんでしたが、近くで飛ぶと、ブゥと羽音がすごい。ボルネオで会ったタイヨウチョウ(ハチドリに似た鳥)を思い出しました。

※ 写真をクリックすると、拡大できます。

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2007年1月25日 (木)

ハクセキレイとセグロセキレイ

 朝、堺市西区原田の田んぼで、ハクセキレイとセグロセキレイが一緒に餌を探していました。まったく別種なのに、知らない人が見たら番(つがい)と間違うような様子でした。
 同じ池にいるいろいろな種類のカモは、たまたま同じ場所にいることになるでしょうし、シジュウカラやエナガなどのカラ類の混群は、意識的に混ざり合っているようです。セキレイの場合は、どうなんでしょう?

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2007年1月24日 (水)

池干しに集まるサギ

Aosagi 大阪平野にはため池がたくさんあります。私が通勤に使っている電車か らも、たくさんのため池が見えます。
 冬、ため池では、水を抜き、池底の泥を乾燥させたり、底ざらえをして、水質悪化を防ぎ、水量確保と池の保全のための作業が行われます。
 今日も電車から外を見ていると、水が少なくなっている池がありました。池にはサギなどの鳥がたくさん集まっていました。
 水が少なくなって魚などの餌を捕らえる大きなチャンスなのですから、冷たい水に足をつけることなど、鳥たちは平気なんでしょうね。

 写真は、この冬、近所の大蓮池の池干しの時に撮ったアオサギです。

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2007年1月22日 (月)

ヒドリガモ

Hidorigamo  暖冬とはいえ、今朝の冷え込みはなかなかのものでした。朝7時過ぎ、通勤電車の中から見えるため池では、ヒドリガモが数十羽、池の中央に集まっていました。集団でいれば寒さが軽減されるのでしょうかね。
 電車の窓から見る幅2mくらいの用水路では、マガモが、こちらは番で浮かんでいました。カモも種類によって少しずつ生態が違っていて、いろいろ楽しめます。
 写真は別の日に近所の池で撮ったヒドリガモです。

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2007年1月21日 (日)

ハマヒサカキのメジロ

Mejior1 散歩していて、あちこちでメジロに出会いました。
 右の写真は、10羽くらいの群で、チョコチョコと動きながら、熱心にハマヒサカキの実を食べていたメジロです。
 下の写真は、これらのメジロがいたハマヒサカキの実です。 Hamahisakaki
 このハマヒサカキは、刈り込みにも強く、道路の分離帯などにも植えられていますが、たくさんの実を見ることができるのは、このように自由に伸びた木でしょう。
 このハマヒサカキには、たくさんのツボミもついていました。もうすぐ花です。ハマヒサカキは、花と、その花の1年後の姿である実とを、同時に見ることのできる植物です。

 ハマヒサカキの実はまだまだたくさんついていて、メジロの食料は安心のようです。
 そういえば、クスノキの実もたくさん残っていました。黒い実は目立ちにくいのでしょうか?

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2007年1月20日 (土)

ロウバイの花

Roubai  もうかなり前から、庭のロウバイの花が咲いています。
 今日は風の無い曇り空。庭に出ると、甘い香りがいっぱいでした。寒さはこれから厳しくなるのでしょうけれど、春を感じさせてくれる香りです。
 ロウバイにもいろんな品種があります。本来のロウバイは、花の内側の中央部が褐色ですが、写真のロウバイは、中央部まで黄色いソシンロウバイです。
 ぼのむさんのblogには、マンゲツロウバイが紹介されています。

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