カテゴリー「昆虫08 甲虫」の194件の記事

2014年7月 7日 (月)

アオバネサルハムシ

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 写真はヨモギにいたアオバネサルハムシです。 ホストはキク科植物で、ヨモギもキク科です。 なお、「サルハムシ」の名前の由来については、イモサルハムシのところに書いています。
 写真を撮った日はあちこちにたくさんいたアオバネサルハムシですが、数日後に同じ場所に行ってみると、全くいなくなっていました。 これまでに何度か書きましたが、これらの虫たちの集合離散は全く不思議です。 においで連絡を取り合っているのでしょうか。

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2014年6月28日 (土)

マツノシラホシゾウムシ

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 アカマツの幹に、交尾中のマツノシラホシゾウムシがいました。 従来マツノシラホシゾウムシという種名で呼ばれていたゾウムシには3種あるようですが、森本桂(1962)の、この3種に近似種3種を加えた検索表及び解説(こちら:林業試験場研究報告第135号)によれば、小楯板は密に点刻され光沢を欠くことや、オスの第1間室には明瞭な小突起の列があること(下の写真:1枚目の写真の一部拡大)などから、写真のゾウムシはマツノシラホシゾウムシでよさそうです。

 マツノシラホシゾウムシやその近縁種の幼虫は、衰弱したマツ類の靭皮部を食べますが、健全木に対しては、樹脂のために加害できないようです。

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2014年6月27日 (金)

アリモドキ科の一種

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 写真はコナラの木にいたアリモドキ科の一種で、下になっている少し大きいのがメス、上に乗っているのがオスでしょう。 上の写真は、コナラの芽と比較して大きさが分かるように撮ってみました。
 上の写真は新梢、下の写真は葉の裏と、カメラを近づけると逃げ回っていましたが、しばらくは雌雄が離れずにいてくれました。

 アリモドキ科は、翅を見て分かるように、甲虫の仲間です。 ただ、前胸と、翅のある中胸および後胸との間が大きくくびれているために、多くの甲虫とはかなりイメージが異なっていて、名前のとおり蟻に似た体形に見えます。 もちろん蟻は腹部の2節目と3節目の間がくびれていて、くびれの位置は全く異なりますが・・・。
 写真のアリモドキは、色彩的にはホソクビアリモドキに似ているのですが、メスにもオスにも前胸背面にコブのような盛り上がりがあることが気になりますので、とりあえず「アリモドキ科の一種」としておきます。 それと、アリモドキは地上性だと言われていますが、撮影した所は地表から1.7mほどの高さがありました。

 アリモドキ科を理解する参考になるよう、3月下旬に撮ったヨツボシホソアリモドキを下に載せておきます。 体長は3mmほどでした。

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2014年6月21日 (土)

センノキカミキリ

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 センノキとはウコギ科のハリギリの別名です。 センノキカミキリは、ブナやアジサイなども食べますが、その名のとおり、ハリギリ、タラノキ、ヤツデ、ウドなどのウコギ科の植物が好みのようです。 成虫は若枝や葉柄などを食べますが、幼虫もこれらのウコギ科の枯死部を食べて育つようです。
 写真のカミキリは壁にとまっていたのですが、たぶんセンノキカミキリだろうと思います。

 本来は夜行性のカミキリで、灯火に飛来したと思われ、壁でじっとしているところを見つけたのですが、カメラに気付いて目覚めたのか、けっこう速足で逃げ回り、ついには飛び去ってしまいました。

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2014年6月15日 (日)

カシルリオトシブミの揺籃づくり

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 カシルリオトシブミは前にも載せました(こちら)が、揺籃を作っているところに出会えましたので、再度の登場です。
 上はイタドリの葉で揺籃を作っているメスを下から見上げるようにして撮っています。 上の写真からは少し分かりにくいですが、揺籃は葉縁をほぼ一定の幅で細長く切り取って作られています。 前にも書きましたが、いろんな葉で揺籃を作りますが、カシで揺籃を作ることは稀で、イタドリなどが多いようです。

 撮っている時は気づかなかったのですが、カシルリオトシブミの前胸背にはダニがいます。

 上は作った揺籃を葉から切り落とそうとしているところです。 この写真のすぐ後に、揺籃は切り落とされました。
 オトシブミの仲間は、種類によって揺籃を葉につけておくものと、このように完全に切り落とすものがいます。

 上は近くにいたオスです。 オスの前脚は、メスを抱きかかえるためでしょうか、メスよりも長く、少し湾曲しています。

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2014年6月10日 (火)

ヤツメカミキリ

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 サクラの葉の上にいたヤツメカミキリ、なかなか美しいカミキリです。

 サクラやウメなどの老木に産卵するらしく、この体の色は、それらの幹に多いウメノキゴケなどの地衣類の上で保護色になるとも言われています。
 似た模様を持つカミキリは、ムネモンヤツボシカミキリやオキナワモンキカミキリなど、何種類かいます。

 ところで、和名の「ヤツメ」は何をさしているのでしょうか。 上翅の8つの黒斑を眼に譬えたのでしょうか。 それとも片側の8個の黒い列、つまり本当の複眼とその上にある頭部の1つの黒斑、前胸背の2つの黒斑と上翅の4つの黒斑のことでしょうか。 ヤツメウナギのケースをそのままあてはめると、後者ということになるのですが・・・。

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2014年6月 9日 (月)

バラルリツツハムシ?

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 カキの木の葉に、写真のような、青色の光沢が美しいツツハムシがいました。 カキの葉を食べているところは確認できなかったのですが、たくさんいたので、カキの葉を目的に来ていたのだと思います。
 このような色のハムシは何種類かいて、はっきりしないのですが、バラルリツツハムシの食餌植物はバラに限らず多食性であることや、触角の基部が淡色であることなどから、「?」付きでバラルリツツハムシとしました。

 上の2枚の写真のように、光の当たり方で色が違ってみえます。

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2014年6月 4日 (水)

ウスモンカレキゾウムシ

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 フジの枯れ枝でよく見られるウスモンカレキゾウムシですが、夜間に灯火に惹かれて飛来したのか、壁にくっついていました。

 ウスモンカレキゾウムシはゾウムシ科アナアキゾウムシ亜科に分類されていて、同属には「○○モンカレキゾウムシ」という名前のゾウムシが何種類かいます。

 これだけ明瞭な模様を持ちながら、なぜ「ウスモン」なのかと思いましたが、同属の「○○モンカレキゾウムシ」には、黒っぽい体色に白い明瞭な紋のあるものが多く、それらに比較すると、たしかに紋がよくわかりません。

 それにしても、すごい鱗片ですね。

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2014年5月 2日 (金)

ヒメジョウカイの交尾

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 写真はジョウカイボン科のヒメジョウカイだと思うのですが、同じジョウカイボン科には、ヒメジョウカイに似たニセヒメジョウカイやセスジジョウカイなどがいて、違いがよく分かりません。
 上になっている方がオスで、メスの腹は卵で大きく膨らんでいます。

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2014年4月30日 (水)

ケブカクロナガハムシ

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 写真はケブカクロナガハムシだと思います。 和名は、全身に毛が密生していて、体色が黒いナガハムシ、ということでしょうが、触角もハムシにしては長い触角です。
 ホストはヤマハンノキとのことですが、離れた数か所のモチツツジに1個体ずつ観察しましたし、近くにヤマハンノキはありませんでした。

(2014.4.22. 堺自然ふれあいの森)

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