ルリジガバチ、ヒメハキリバチ、ジガバチモドキの一種
5月中旬にサイジョウハムシドロバチやナミハセイボウのいた東屋に行ってみました。
茅葺屋根に営巣するハチはすっかり変わっていて、ルリジガバチ、ヒメハキリバチ、ジガバチモドキの一種などが飛び回っていました。
● ルリジガバチ(アナバチ科)
ルリジガバチは、クモを幼虫の餌として竹筒などに営巣します。 体の長さのわりには、細身を活かして、思ったより小さな穴に出入りできるようです。 大きいだけあって、動きは速く、主に屋根の上を飛び回っていて、とても写真には撮れませんでした。
写真は東屋の柱や壁にとまった瞬間を撮ったものです。
● ヒメハキリバチ(ハキリバチ科)
写真はヒメハキリバチだと思いますが、自信はありません。 飛びながら茅葺屋根の穴を選ぶのには時間をかけますが、選んだ穴に入るのは素早く、穴から出る時はもっと速く、とまっている時間はほとんどありません。
● ジガバチモドキの一種(ギングチバチ科)
ジガバチモドキの動きもヒメハキリバチに似ていて、なかなか満足な写真を撮らせてくれません。 ジガバチモドキには多くの種が知られていて、この写真から種を絞り込むことは諦めました。
※ これらの茅葺屋根の蜂の巣に寄生するセイボウの仲間を期待したのですが、今回は残念ながら見ることはできませんでした。
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