カテゴリー「昆虫03 カメムシ・セミ」の49件の記事

2009年10月31日 (土)

ヒメツノカメムシ

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 ヒノキにヒメツノカメムシの5齢幼虫がいました。 ヒノキの球果の中の種子も、若いうちは柔らかくて栄養満点で、汁を吸うのにはいいのでしょうか。
 ヒメツノカメムシのメスは、エサキモンキツノカメムシなどと同様、卵を保護するカメムシで、生まれた幼虫も、母親のそばで集団で暮らします。 でも、もうすぐ成虫になるという5齢になっても、まだ集団を維持しているようですね。
 傍を探すと成虫がいました(下の写真)。 大きさは5齢幼虫とほとんど変わりません。 この成虫はこれらの幼虫の母親なのでしょうか。 それとも他より早く脱皮して成虫になった個体なのでしょうか。 なお、成虫の色彩については、個体変異の幅が大きいようです。

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2009年9月10日 (木)

シマアメンボ

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 岩湧寺の傍の小さな渓流で見たシマアメンボです。
 シマアメンボは、必ず流れがある場所に棲んでいます。 見ることができるのは、ほとんどの場合、写真のような無翅型、つまり飛んで移動できないタイプですが、秋以降には翅の生えた長翅型が出現するようです。 距離の離れた個体とも交尾して、遺伝的な多様性を確保しようとしているのでしょうね。

 アメンボの種類もたくさんあります。 HP「アメンボ研究室」のアメンボ図鑑にはたくさんの種類が紹介されています。 「アメンボ」で片付けずにじっくり見るとおもしろいのですが、写真に撮るのは難しいですね・・・

 


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2009年8月27日 (木)

ツマグロオオヨコバイ

 写真はワルナスビの葉の上にいるツマグロオオヨコバイです。
 ツマグロオオヨコバイはあちこちでよく見るのですが、「横這い」の名前のようにすぐ横に歩いて葉や茎の裏側に回られたり、英語では「Leafhopper」と言われるように、ジャンプされてしまったりで、なかなか撮れず、やっと撮れたという感じです。

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 ウンカの仲間の単眼が複眼の下方にあるのに対し、ヨコバイの仲間やアワフキの仲間はセミの仲間に近く、単眼は複眼の間にあります。 ただし、セミの仲間の単眼は3個ですが、ヨコバイの仲間の単眼は2個です。 上の写真でも下の写真でも、よく見るとオレンジ色の小さな単眼が写っています。(写真をクリックして拡大して見てください)
 上下どちらの写真にも、翅に沿って櫛状のトゲのはえた足が写っています。 長い後足をいったん体の前方に向け、中足の前で折り曲げて体に沿って後方にのばしているもので、アワフキの仲間が、この部分には2本のトゲしかないのに対し、ヨコバイの仲間の後足には、このようにたくさんのトゲがあります。

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※ 単眼、複眼、黒斑の区別が判りにくいとのコメントをいただきましたので、下に追加しておきます。

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2009年8月25日 (火)

アカスジキンカメムシの幼虫

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 コブシの葉にアカスジキンカメムシの幼虫がいました。 いちばん上にいる1頭は5齢、他は4齢です。 一見大きさが少し違うだけでよく似ているようですが、背盾板の大きさと形がかなり違っています。
 この成虫はこちらで記事にしていますが、2齢~3齢幼虫は黒地に赤筋、4齢~5齢は黒地に白筋、そして成虫は緑地に赤筋と、とにかく派手なカメムシです。

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2009年7月 6日 (月)

セアカツノカメムシ

 セアカツノカメムシとは、「背中の赤い角のあるカメムシ」という意味でしょう。 ところで、昆虫の背中ってどこ?

 昆虫は頭部、胸部、腹部に分かれるというのは、小学校で習いました。 が、「背部」というのは無かったですね。 背中側、腹側という言い方が、昆虫の場合、難しくなります。
 「何をかたいことを・・・ 背中とは上側でしょうが!」と、お叱りの声が聞こえてきそうですが、甲虫やカメムシの場合、上から見下ろして見える多くの部分は翅です。 背中の色って翅の色のこと?

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 写真はセアカツノカメムシのメスです。 上の写真のカメムシの色を学術用語を使いながら表現すると、次のようになります。
 「全体は青緑色で、前胸背の前側が黄色みを帯びた褐色、前胸の横から飛び出た側角の先は黒色、小楯板は前側が赤褐色が濃く、小楯板を含め前胸背面全体に黒い点刻が見られる。」

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 たしかに上から見て全体的に赤っぽいカメムシではありますが・・・
 それじゃ体の下側は、と見ると、これも赤っぽい。 これじゃ、ハラアカカメムシ?

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 じつは見てしまったのです。 飛んでいる所を・・・ 翅を広げると腹部の背面が濃い赤褐色なのです。 最初の写真で、翅の透明な部分では、その色が透けて見えていますが、腹部背面全体がこの色なのです。
 このカメムシの和名をつけた人が、なぜ「セアカツノカメムシ」と名付けたのか、それは分かりません。 もしかしたら、上から見たときに赤っぽいからかもしれません。 でも、もしかしたら、翅を広げたときの腹部背面の色からの名前かもしれないと、私は思いました。
 翅を広げた標本の色? とも一瞬思いましたが、このカメムシは死ぬと全体が黄色くなってしまいます。 ついでに、セアカツノカメムシは越冬すれば、体全体が茶褐色になってしまうという、いろいろ色の変化を見せてくれる虫です。
 とにかく、甲虫やカメムシなどの場合、「背中」という言葉を使うときには、少し注意が必要だなぁと思った次第です。

 セアカツノカメムシは、ツノカメムシ類の中では最も普通に見られる種類で、成虫はいろんな樹木の実の汁を吸っています。
 上で写真の個体はメスだと書きましたが、オスは生殖節に赤色の突起を持ち、それが翅から外に飛び出しています。


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2009年5月26日 (火)

トビイロツノゼミ

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 上のように横から見ると、アブラゼミに似てなくもないようですが・・・

 下は背中側から撮ったもので、ツノが分かります。 また、この写真はギシギシの仲間の葉柄にいるところを撮っているので、その大きさも分かっていただけるでしょう。 体長は5~6mmです。

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 もう一枚、正面からの写真も載せておきます。

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 トビイロツノゼミはツノゼミ科に分類されている昆虫で、もっと大きな分類でいえば、半翅目ですので、セミ、カメムシ、ウンカやヨコバイなどと同じ仲間ということになります。
 ツノゼミの仲間は日本には20種ほどいるのですが、このトビイロツノゼミはその中では最も普通に見られる種類です。 いろんな植物の汁を吸っていますし、観察できる期間も、成虫越冬ですので、早春から、秋遅くまで見ることができます。
 でも、小さいので、見過ごしてしまうことも多いでしょうね。

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2008年12月12日 (金)

寄ってたかって

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 カメムシの話が続きます。 ヨコヅナサシガメの終齢幼虫が、寄ってたかって、カメムシの体液を吸っていました。 犠牲になっているのは、オオトゲシラホシカメムシあたりでしょうか、ヨコヅナサシガメの体がじゃまをして、はっきりと分かりません。
 撮影場所は、昨日の写真と同じ河内長野市の寺ヶ池公園です。 写真の舞台になっている木はケヤキではありませんか、昨日載せたクロハナカメムシのいたケヤキにもヨコヅナサシガメがいました。 年々ヨコヅナサシガメが増えてきているような気がします。

【関連記事】
ヨコヅナサシガメの幼虫の集団越冬('08.1.9.)
ヨコヅナサシガメの脱皮始まる('07.4.22.)
ヨコヅナサシガメ続々と成虫に('07.4.29.)

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2008年12月11日 (木)

クロハナカメムシ

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 11月29日(記事にするのが遅れてしまいました)、小春日和のケヤキの幹でクロハナカメムシがたくさん、元気に走り回っていました。 体の大きさのわりには動きの速いこと、カメムシらしからぬ速さです。 あちこちで交尾しているものもいました。

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 以前、アカアシカスミカメケブカカスミカメなど、カスミカメムシ科の昆虫たちをこのブログに載せましたが、ハナカメムシ科の昆虫は、昆虫食性で、カスミカメムシ科の虫たちよりもさらに小さなカメムシの仲間です。 クロハナカメムシの体長は4mmほどですが、これでもハナカメムシ科の昆虫としては大きい方です。

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 ハナカメムシはケヤキの太い幹などでよく見られ、夏に羽化し、成虫のままケヤキの樹皮の下などで越冬します。

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2008年9月24日 (水)

ツマジロカメムシの幼虫

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 シシウドの花に美しいカメムシの幼虫! こんなに光沢があるのはキンカメムシの仲間に違いない! と思い、調べてみると、アカスジキンカメムシの幼虫に似てはいるのですが、少し違います。 でも、光沢のあるカメムシは限られています。 あちこち調べて、ツマジロカメムシの幼虫だと分かりました。
 ツマジロカメムシの成虫は、クヌギ、コナラ、イタドリなどの葉上で見られるようなので、そのうち成虫の写真も載せられるかな?

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2008年9月19日 (金)

アカアシカスミカメ

 金剛山の登りはじめたところから山頂まで、いろんなところで様々な花に来ているアカアシカスミカメを見ることができました。 写真ではカメラを近づけられて動き出したものもいますが、どうやらツボミに口を刺して汁を吸っていた場合が多かったようです。
 「カスミカメ」はかすんでよく見えないくらい小さなカメムシのグループの名前です。 アカアシカスミカメの体長も8mm前後、肉眼では小さな虫がいるとしか分からないのですが、拡大してみると、その繊細な美しさに驚かされます。

 

ミカエリソウにも

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イヌショウマにも

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モミジガサにも

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※ このブログによくコメントをいただくタロさんのブログ「風の色、雨の匂い」に、アカアシカスミカメの幼虫の写真が載せられています。 幼虫もたいへん美しい色です。

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