ヒシウンカ科の一種
写真はヒシウンカ科の一種だと思います。 体長は5mmほど、壁にとまっていました。 ウンカ類やヨコバイ類は形態も色彩も個性豊かでおもしろいのですが、名前を調べるのはたいへんです。
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写真は壁にとまっていたナガカメムシ科のスコットヒョウタンナガカメムシでしょう。 体長は6mmほどでした。
平らな壁にいる虫は、写真としては美しいのですが、生態的にはおもしろくないですね。
サビヒョウタンナガカメムシに似ていますが、スコットヒョウタンナガカメムシは
・翅の会合部にある縦長の白紋の斜め下にも小さな白紋がある
・前胸背にぼんやりとした2本の縦条線がある
・前脚が明るい色をしている
などの違いがあります。
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写真はヒラタカメムシ科のイボヒラタカメムシではないかと思います。 体長は6mmでした。 触角基部の外側と複眼の後方に棘状の突起が見られます。
下は一昨年の6月中旬に撮ったものですが、葉に乗っている写真として、1枚追加しておきます。
ヒラタカメムシ科は日本では20種あまりが知られています。 いずれも食菌性だろうということです。 朽木の中に広がる木材腐朽菌の菌糸を食べているらしく、薄い体は朽木の隙間に潜り込むのに適しているようです。
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写真はクヌギトビカスミカメだと思います。 この上にコナラが茂っていて、そこから落下したものと考えられます。
触角は第1節と第2節基部が黒色で、他は淡色です。 脚の縞模様も印象的です。 体長は4mmほどでした。
コナラの枝を探すと、あちこちにいました。 上の写真2枚も別個体です。 多くの個体が、写真のように、葉腋に頭を突っ込んだ姿勢でいました。
クヌギトビカスミカメは、幼虫も成虫も、クヌギやコナラの汁を吸って暮らしているようです。
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果樹のナシに寄生するアブラムシとしては、ナシミドリオオアブラムシがよく知られていますが、ナシに寄生するアブラムシ類は20種以上いるとされています。
写真は、そのうちの1種のワタアブラムシではないかと思います。 無翅虫は大きくなるにしたがって少し色が濃くなっているようです。
このアブラムシに寄生されたナシの葉は、上の写真のように裏が内側になるように丸くなっていて、下の写真のように、アブラムシはその内側にいました。
ワタアブラムシは多食性のアブラムシで、梨には限りません。 体色は、黄色、緑、濃色など様々で、寄主や季節によっても異なるようです。 角状管は黒色、触角は基部が白色で先端付近は暗色です。
名前は有翅型の幼虫がロウ状白粉で覆われるからでしょうか。
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上の写真のような、ヤブニッケイの葉の葉脈の側にできている褐色の虫えい(=虫こぶ=ゴール)、これはニッケイハミャクイボフシという名前が付けられています。 和名はカタカナで書きますが、漢字で書けば「肉桂葉脈疣附子」となります。
この虫えいはよく見るのですが、ほとんどは虫えいを作った虫が出てしまった後でした。 今回は時期が良く、葉の裏側に、その“住人”を見ることができました(下の写真)。
正面から撮ったので写真からはよく分かりませんが、凹んでいる底に虫がいます。 この1つを拡大したのが下です。
これはニッケイトガリキジラミの幼虫です。 下に体の名称を書き加えておきました。
(撮影:2014.4.5. 堺自然ふれあいの森)
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写真はナガカメムシ科のホソコバネナガカメムシでしょう。 この個体の体長は 4.7mmでした。
写真はたまたま移動中ですが、ホソコバネナガカメムシはタケやササの汁を吸って生活しています。
( 2014.3.12. 堺自然ふれあいの森 )
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写真はエゾナガウンカだと思います。 体長は3.5mm、翅端までは5mmでした。 堺市南区を流れる法道寺川の近くの白壁にとまっているところを3月4日に撮りました。 写真の個体は翅に黒色部が見られますが、この黒色部の多少は個体変異の幅が大きいようです。
エゾナガウンカは「エゾ」とついていますが、全国に分布しています。 ヨシにつき、水辺で見られるとのことで、撮った場所も近くにはたくさんのヨシがありました。
Webで検索してみると、見られる時期は4月から11月ということですので、1ヶ月ほど早いということになります。 今年だけのことなのか、温暖化の影響で早くなってきているのか、注目していく必要がありそうです。
上は顔の部分を拡大したものです。 触角が複眼の下に位置しているだけで、他の昆虫と顔の印象がかなり違ってきているように思います。
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写真はヨシの葉鞘を破って撮ったビワコカタカイガラモドキの成虫です。 ヨシやツルヨシの茎と葉鞘の間にいるのがよく見られます。
葦原を餌場にしている鳥たちの多くはこれを餌にしているようです。 オオジュリンなどはかなりの餌をこのビワコカタカイガラモドキに頼っていて、前に載せたオオジュリンの4枚目の写真でも、よく見ると、嘴をヨシの茎と葉鞘の間につっこんでいます。
ビワコカタカイガラモドキは、いわゆるカイガラムシの仲間 (カメムシ目ヨコバイ亜目腹吻群カイガラムシ上科) で、カタカイガラモドキ科に分類されています。 「ビワコ」とついていますが、淀川水系に限らず、本州・九州に広く分布し、朝鮮半島や中国にも分布しているようです。
なお、日本で見られるカタカイガラモドキ科には、他に、竹や笹につくタケカタカイガラモドキや、サトウキビ=甘蔗(かんしゃ、かんしょ)につくカンシャカタカイガラモドキが知られています。
ビワコカタカイガラモドキは成虫で越冬し、卵胎生で生まれた幼虫は7~8月に見られるようです。
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ヤツデの葉の裏にいた背の黒いヒメキジラミ、「ヒメ」とつくだけあって、よく見るキジラミより小さくて、体長は1.5mmほどでした。
セグロヒメキジラミの吸汁姿勢は、いつも写真のように体を寝かせているようです。 下は顔の正面から撮ったものですが、おもしろい形態の触角です。
腹部の色は個体差が大きいようです。 下の写真のものの腹部は上のものに比べて濃い色をしています。
今回の写真は昨年撮ったものです。 載せる機会が無いままに「昨年の今ごろ」シリーズになりました。 写真を比較すると、最近撮ったものの方がきれいに撮れているようです。 これが撮影技術の上達の結果であればいいのですが、自己分析の結果は、単に撮影機材の性能が良くなっただけです・・・。
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