カテゴリー「昆虫02 トンボ」の9件の記事

2009年10月12日 (月)

ミヤマアカネ

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 ミヤマアカネは、翅の縁紋の内側に褐色の太い帯があり、翅脈まで色づくのが特徴です。 胸部側面にははっきりした特長的な模様はありません。
 成虫は7月から11月頃まで見ることができます。 名前には「ミヤマ」とついていますが、実際には丘陵地から低山地にかけての、水域近くの草むらに広く分布するトンボです。 産卵地は、止水よりも浅い緩やかな流水域を好むようです。
 写真のミヤマアカネを撮ったのは、芦屋市の「いもり谷湿地」の前で、まさしく上に書いたような場所でした。

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2008年8月 3日 (日)

オオシオカラトンボの羽化

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 ヤゴが水から出て壁にいました。 羽化間近の様子。 でも、じっと見続けているほど辛抱強くないので、他の場所の観察に出かけたところ、いろいろ写したいものが出てきて、戻るのが遅くなってしまいました。
 2時間後に戻ってみると、既に下の写真の状態。 羽化の決定的瞬間を撮り損なってしまいました。
 この状態では、まだ色が出ていなくて、トンボの種類までは分かりません。 どんな色が浮き出してくるのか、楽しみです。

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 上の写真から1時間半後、かなり色がはっきりしてきました。 オオシオカラトンボだったようです(下の写真)。

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 下の写真は別の日に撮った、元気に飛びまわっていた別の個体です。

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 オオシオカラトンボは色がシオカラトンボに似ていてよりやや大きいことからの名前です。 未成熟のうちは、写真のように雌雄とも黄褐色の地に黒色斑があるのですが、オスは成熟すると翅胸部と腹部が蒼白色の粉で覆われます。 後翅の基部が黒褐色になるのもいい特徴(下の写真:後日撮影)ですが、羽化の3枚目の写真でも、その色が現れはじめています。

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2008年7月 4日 (金)

ハラビロトンボ

 泉北NT近郊の水辺シリーズ、本日はトンボの仲間、ハラビロトンボです。
 ハラビロトンボは、平地や丘陵地の、水生植物の多い池や湿地で見られるトンボです。 どのトンボも幼虫(ヤゴ)は水中で生活しますが、ハラビロトンボは成虫になっても、発生地からはあまり遠くまで行ってしまわないようです。
 名前のとおり、腹部の幅が広いトンボですが、特にメスの腹部は幅広く、黄色と黒色とのまだら模様になっています(下の写真)

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   メス

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   上と同じ個体の顔のアップ

 オスは、メスほどには腹部の幅が広くありません。 最初はメスに似た黄色い体色ですが、成熟していくにつれて黒く変化し、真っ黒い時期を経て、青い粉がふき出してきます。 青く輝く前額が美しいトンボです。

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   褐色のオス 6月1日の撮影です。

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   上の個体の顔のアップ

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   黒から青に変化しつつあるオス ほんの一部に褐色が残っています。

※ 3枚目の写真を除いて、写真をクリックすると拡大します。

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2008年6月17日 (火)

モノサシトンボ

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 水辺の木陰にモノサシトンボが数匹。 14日の散歩では、モノサシトンボ以外にも、ハラビロトンボ、コシアキトンボ、シオカラトンボなどなど、たくさんのトンボの仲間に出会いました。 いつの間にかトンボの季節の真っ只中になっているのですね・・・
 モノサシトンボは、イトトンボの仲間としては大型です。 名前は腹部にものさしの目盛に似た模様があるところからですが、これに似た模様を持つイトトンボの仲間はたくさんいて、むしろ足の白いところに注目する方が間違わないかもしれません。 中足と後足の白色の部分は、グンバイトンボほどではないにしても、少しだけですが、幅広くなっています。 足の長さも長めです。
 上の写真の胸部の橙色の点はダニです。

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2008年5月26日 (月)

アサヒナカワトンボ

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 河内長野市滝畑近くの横谷を歩くと、あちこちにアサヒナカワトンボの姿がありました。 山地の清流のに住む金属緑色の美しいトンボで、オスは写真のように白い粉で覆われます。
 オスの翅の色は透明型と着色型があり、透明型の縁紋は、写真のように赤い色をしています。 ちなみに、メスの縁紋は白色です。
 アサヒナカワトンボは、全国的には数タイプの地域異変があり、種名も混乱気味です。 以前はニシカワトンボと呼ばれていたのですが、2004年にカワトンボに種名変更され、さらに2007年にカワトンボからアサヒナカワトンボに種名変更されています。
 木陰を好む傾向があるのですが、春には明るい開けた場所で見ることも多く、横谷でも渓流の岩の上で日向ぼっこをしていました。

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2007年8月29日 (水)

4本の足で止まる①(コシアキトンボ、チョウトンボ)

 8月21日の記事で、タイワンウチワヤンマが4本の足で止まっている写真を紹介しました。 でも、4本の足で止まるのは、何もタイワンウチワヤンマの特技でも何でもありません。 他のトンボだって4本の足で止まります。 でもこの事って、あまり知られていないようですので、今回は別のトンボさんに登場してもらって、写真でお見せしたいと思います。
 まずはコシアキトンボです。 残りの2本の足はどこにあるのでしょう。(こんな質問をしなければ、トンボが普通にぶら下がっている写真として、何の疑問も持たずに見てしまう人が多いのでしょうね。)

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 タイワンウチワヤンマで解説済みですから、このブログ常連の方々はすぐに発見できたでしょう。 そう、足を折りたたんで、頭部にピタッと押し付けています。
 足のことを知らなければ、頭部の後ろに縦に細長い黒い膨らみがある程度にしか思わないのではないでしょうか。 またこのために頭部と胸部の細いつながりが強調されて、このトンボの頭は取れかけて既に死んでいると思う人がいるかもしれません(この写真を見せたところ、そう言った人が実際にいたんです)。

 もう1種類、今度はチョウトンボです。

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 もう解説は要らないですね。

 トンボもたくさんの種類がいます。 どんな種類がどんな時に何本の足で止まっているかを調べていけば、おもしろい発見ができるかもしれませんよ。

 せっかくですので、本日登場の2種類のトンボについて、簡単に書いておきます。
【コシアキトンボ】
 「越秋」ではありません。 腰の部分が白く、後翅の模様も含めてその周囲が黒いため、「腰空き」トンボです。 5月~9月頃に見ることができます。 多くの場合、縄張りを作ってその中を飛び回っています。
【チョウトンボ】
 後翅が大きく、7~8月を中心に、水面の上などを行ったり来たり、ヒラヒラと優雅に飛んでいます。

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2007年8月21日 (火)

タイワンウチワヤンマ

 トンボの足って何本でしたっけ?

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 堺市にある泉北ニュータウンは、丘陵地に作られています。 ニュータウンに続く丘陵地の谷の尽きるところ、そこに堤を築き、ため池とした所があります。 ここにはこの時期、ショウジョウトンボ、チョウトンボ、ギンヤンマなど、いろんなトンボが見られます。
 そんな場所で、タイワンウチワヤンマに出会いました。 タイワンウチワヤンマは、国内では沖縄、九州、四国の南部に分布していたサナエトンボの仲間ですが、温暖化の影響でしょうか、1980年代後半より、京阪神地方を中心に分布域の拡大が注目されはじめ、今はもっと広く分布するようになってきました。
 タイワンウチワヤンマは、ウチワヤンマによく似ていますが、いちばん分かりやすい見分け方は、ウチワヤンマが腹部第8節のうちわ状の突起物に黄色い部分があるのに対し、タイワンウチワヤンマのうちわ状の部分は黒一色です(上の写真)。

 最初の質問、トンボの足は、昆虫ですから、もちろん6本です。 でも、そのうちの2本を頭部と胸部の間にたたみ込み(写真をクリックして拡大し、よく見てください)、上の写真のように4本で止まっていることがよくあります。
 下の写真は、タイワンウチワヤンマを正面から写したものですが、右側だけ3本の足を使い、左側の1本は引っ込めたままです。

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※ 4本の足でとまるのは、タイワンウチワヤンマに限ったことではありません。 そのことはこちらで紹介しています。

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2007年7月 4日 (水)

ベニイトトンボ、キイトトンボ

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 真っ赤なイトトンボ、ベニイトトンボ。 そんなにどこにでもいるイトトンボではないのですが、ちゃんと堺市にもいました。

 下はキイトトンボ。 ベニイトトンボよりは普通にいますが、目立つのはこちら。 飛んでいるとほんとによく目立ちます。

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 今回は久しぶりにきれいどころを揃えてみました。 写真は両方とも7月1日の撮影です。

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2007年6月29日 (金)

ショウジョウトンボ

 泉北ニュータウン槇塚台のはずれに、お盆前を中心に出荷される花蓮を栽培している蓮田があります。 6月中旬、その蓮田に水が入り、ハスが葉を広げ始めます。 6月下旬には花のツボミをつけはじめ、夏には一面のハスの葉で覆い尽くされる蓮田ですが、まだ広く水面が広がっている時期は、トンボたちの好む環境となります。
 6月16日、 オニヤンマやシオカラトンボなどに混じって、あちこちで真っ赤なショウジョウトンボのオスが目につきました。

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 ショウジョウトンボは縄張り意識の強いトンボです。 同じ所を行ったり来たり、他の種類のトンボだって縄張りに侵入するものは許しません。

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